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笑い

寝る前にYoutubeで見ちゃうのはお笑い動画です。いまぼくはとにかくハリウッド・ザコシショウが大好きなんです。彼のモノマネは2兆個あるといいます。まだ10くらいしか見ていないのですが、全て見てみたい。

 

特にお気に入りは田村正和のモノマネです。決め台詞の「ハンマカンマ」が何かと取り上げられることが多いですが(これだって相当ヤバいもんだと思います。古畑任三郎のあの、眉間に手を当て唸ったり笑ったりしながら喋る言葉尻が、ザコシショウにはハンマ~カンマ~に聞こえるらしいのです。ぜったい聞こえない)、それより小道具のカツラが面白い。検索して見てもらうのがてっとり早いとは思いますが、パーマ頭のカツラの下にロングヘアーのカツラをかぶり、耳の両サイドからもみあげ風に出しているのです。田村の全体的なふんわりパーマを、極端なパーマサイドとストレートサイドにセパレートさせているということです。田村的にはアイデンティティの分裂・崩壊もいいとこでしょう。が、不思議とシルエットは似ていて「真似ている」ことは辛うじて分かるところが憎たらしい。「似せる」ということは「再現」とは違うんだなあと痛感します。

 

友近ロバート秋山の「予備校コント」も大好きで何十回も見ました。ふたりが夫婦で予備校講師として回っている、という設定で、秋山は「予備校講師あるある」をすごく器用に演じるのですが、友近のほうはどうも「公立学校教師あるある」に見えます。一昔前の清楚さで、その割に言葉使いが「男性的な荒っぽさ」を持ってて... 「ニッキョーソ」と揶揄したがる一群の頭の中には、こういう人物が仮想敵として存在するのかもとちょっと思いましたが、この造形にいちばん近いのは、皮肉にも片山さつきです。

 

普段生活してて、大笑いしてしまう時ってどんな時でしょう。ぼくが忘れられないのは、今は渋谷区に住んでいる友達カップルが茨城に住んでいた時にトランプをやったことです。瞬発力が求められるゲームで、揃った瞬間に手を出さなきゃいけないのに、思わず「揃った!」とか「あっ!」とか必要のない声を出してしまい、何度やってもワンテンポ遅れて永遠にゲームから上がれないのです。本当に何度やってもダメなのです。たかがトランプと思うでしょうが、こういうのが一番面白い。

 

若山